産業クラスター計画「ローカーボンエコハウス事業化研究会」
背景
最近,化石燃料使用量の削減によるCO2発生量抑制による「低炭素社会システムの構築」に向けた取り組みが推進されている。本システムの構築のためには,新技術や省エネ技術の開発も必要であるが,地域特性や周辺環境を考慮した既存技術を総合的に活用した新たなシステム構成が重要と考えられる。
一方,中国地域には自動車産業,精密機械産業,製鉄産業,石油化学コンビナート等の技術ポテンシャルを基盤としたリサイクル,新エネルギー・省エネルギー,公害防止等に係る優秀なコア技術・ノウハウ・人材等が蓄積している。
そこで,中国経済産業局では,平成13年度からこれらのコア技術を活かした産業群の創出のため,産業クラスター計画「循環・環境型社会形成プロジェクト」を推進してきた。
これまで,循環・環境に関連する技術課題に関しては,平成15年度「中国地域資源循環システム事業化研究会」で中国地域の特性を整理し,地域の技術ポテンシャルを検討して「中国地域資源循環システム(案)」を構築し,その実現に向けて個別の事業化研究会を推進してきた。
その一例として,「防災対応型ニューエコスタジアムモデル」で提案してきた技術の一部が「マツダスタジアム(新広島市民球場)」建設に採用され,平成21年4月にオープンした。
これらの経緯をふまえて,本研究会では,「低炭素社会システムの構築」に向けて,最近の技術開発成果や社会環境を考慮して,これまでの産業クラスタープロジェクトにおける事業化を狙った研究会活動の結果を再検討し,新しく「ローカーボンエコハウス事業化」研究会として平成21年6月15日に発足した。
本研究会では,省エネや地球環境を考慮したエコ技術を保有する産学官の関係者・組織の連携による新しい低炭素社会システムモデルを構築し,その実現に向けた課題の抽出・解明を実施し,対応策を検討する。その結果を踏まえて,関連事業の早期事業化を推進してきた。
前記産業クラスター形成プロジェクト活動成果を踏まえて,平成22年度は,販路開拓を狙った広域連携活動を推進する。
実施体制
事務局
- 社団法人中国地域ニュービジネス協議会
委員
- 出雲カーボン株式会社
- 株式会社エネルギア・エコマテリア
- 株式会社大野石油店
- 海水化学工業株式会社
- 協同組合環境改善推進センター
- ガイア協同組合
- 山陽工営株式会社
- 株式会社シックノンコーポレーション
- ジンアーキ株式会社
- 株式会社ダイサン社
- 西川ゴム工業株式会社
- 広島ガステクノ株式会社
- 日本植生株式会社
- 株式会社日本パーカーライジング





